☆RAYS グラムライツ 57Xtreme マットグラファイト☆ホイールガリ傷修理☆
みなさんこんにちは。
久々の投稿になります。
言い訳になってしまいますが今年に入ってから様々な所からホイール修理のご依頼を頂き、忙しさのあまりHPの更新をサボっていました(;'∀')
周りの人やお客様に「最近HP更新してないね~。」などと結構言われ、新規の方以外にもHPを見て頂けているようなのでこれからは出来る限り頑張って更新していきます!!笑
さて、早速ですが今回のホイールリペアのご紹介をさせて頂きます('ω')ノ
今回は業者様からご依頼頂きました『レイズ グラムライツ 57エクストリーム』色はマットグラファイト(艶消しガンメタ)ホイールのガリ傷リペアです!!
1本のホイールに2カ所のガリ傷。画像は1本分ですが今回は同じ程度のガリ傷の物がもう1本あります。
このホイールの特徴でもあるリムに溝がある形状。職人泣かせです(>_<)
出来れば傷が溝の上面でとどまっていて欲しかったですが溝の部分までしっかり傷がいってしまってます・・・
コレはパテで成形が必要ですね・・。
まずは傷部分のバリ取り!
手を入れる範囲は最小限にしたいのでスポーク部分に傷が入らない様に慎重に削らなくてはいけません。
しっかりバリをとったらアルミパテを盛ってしっかり乾燥させます。
溝も埋まって普通のホイールのリム形状になってますね(;^ω^)
ホイールの溝の形状を出しながら慎重にパテを削って下地処理です。
普通のホイールの倍以上時間かかりました(;_:)
でもしっかりリムの形状が再現出来たのを見ると我ながらうっとりします(*^▽^*)
さて、ここまできてもまだ気を抜けません!!
今回はスポークとリム部分で1周マスキングをしてリムのみの塗装になります。
車の板金で言うところのブロック塗り。
例えばドア1枚をぶつけて板金する場合、カラー番号のある車のボディーでさえ100%色が合わないので通常は前後のパネルまでボカシて塗装しますが、ブロック塗りはぶつけて直すドアだけを塗装する事を言います。
前後のパネルは塗らないので色が合っていないとつぎはぎをしたような車になってしまうのでかなりの調色技術が必要になります。
今回はまさにそれで、リムとスポークが繋がった形状なので、リムの色がおかしいともろにスポークとの色の違いが出てしまいます。
スポーク部分までボカシ塗装をして前面にマット処理をすれば・・・。と思うかもしれませんが、このホイールはスポークの縦部分がかなりザラついた仕上がりになっているので前面にマット処理をすると今の質感と変わってしまいます。
リムだけ塗って楽をしようとしているわけではありません。
出来るだけオリジナルの状態を保ちたいのでそう判断しました。
長々と語ってしまいましたが塗装後はこんな感じです(;^ω^)
マット塗装をした直後なので艶がありますが、乾燥させると艶がなくなり色味も少し変わります。
ガンメタの調色だけでも一苦労ですが、艶が無くなった時に少し色味が変わるので艶消しの調色には特に気を使います(;´Д`)
しっかり乾燥させて艶がなくなるとこんな感じです('ω')ノ
形状もなんとか再現出来てますね!(^^)!
リムは他にも塗装の剥げている所があったので1周塗装をしてあります。
もう1本も同様に1周塗装をしました。
車のボディーの様にホイールには色のデータとなるカラー番号がないので100%の色合いはありませんが、この出来なら分かりませんよね(´・ω・)??
もちろんご依頼頂いた業者様にも無事に納品でき、大変喜んで頂けました(*^^)v
まだまだ3月中の施工が残っていて、4月のご予約も頂き、大変ありがたい悲鳴を毎日発している状況ですが、HPを見て頂ける方の為にも少しでも多くのご紹介をしていきますのでこれからもよろしくお願い致します(*^_^*)!!