☆ヴィエナ ツウェール☆ブラポリ☆アルマイトリム ガリ傷修理☆
みなさんこんにちは。
昨日のスッキリしない天気とは一転、今日はとても気持ちの良い秋晴れですね☆
週の初めがこれだけスッキリしていると仕事にもやる気が出ます!(^^)!
さて、今回は先日U様からご依頼頂きました、ヴィエナ ツウェール・ブラック&ポリッシュ・アルマイトリムのガリ傷リペアをご紹介させて頂きます('ω')ノ
購入されてまだ間もないホイールにガリ傷が・・・(;O;) との事でご来店され今回施工をさせて頂く事になったのですが、中古ならともかく新品で購入されたホイールにガリ傷が付くとかなり凹みますよね(´・ω・`)
購入されて間もないだけあってまだリムの内側もピッカピカです☆
が・・・・
上の画像でも分かる様にガリ傷が・・・(;´・ω・)
範囲としては20cm程ですが結構目立ちます(;´Д`)
このホイール、ディスクはブラポリですがリムはアルマイト加工してあるホイールで、同じ様にアルマイト加工でのリペアは可能ですが、期間もそうですが費用もそれなりにかかってしまうのでホイールをリペアしても割にあいません。
ではどうするのか???
削り込みで傷を無くし、最後に鏡面仕上げにしましょう( `ー´)ノ
まずは邪魔なタイヤを外して作業の際に余分な所に傷を付けてしまわない様にしっかり保護をします。
そして傷の部分をコキコキ・・・・
部分的に削り込むとその部分の凹みがどうしても分かりやすくなってしまうので削り込みを傷の範囲よりも広くしてなだらかな凹みにしてやりながらもリムの形状を崩さない様に気を付けないといけないので結構神経を使う作業です(;´Д`)
ガリ傷はバッチリ消えました☆
が、これで終わりではありません。
見て分かる様にペーパー目がガッツリ入り鏡面どころではないので今度は徐々に細かな番手に変えながら磨いていきます。
ココで『どうしてリムのR部分でマスキングが・・・』
と思う方もいるかもしれません。
リペアをするにあたり、ディスクとリムの境目から全てを削り込んで鏡面加工が出来ればベストなのですが、ホイールをバラす事が出来ず、ディスクとのキワまでどうしても綺麗に削る事が出来ません。出来たとしても無傷のディスク面に傷が入ってしまうリスクも大きいです。
もちろんアルマイト加工と削り込みの鏡面加工は加工方法が違うので同じ鏡面と言っても厳密には違い、良く見比べると違いが分かります。加えて今回はアルマイト加工部分を削り込むので、アルマイト部分と削り込み部分の段差も僅かですが境界線として出来てしまいます。
その境界線がリムの上面やリムの立ち上がりの途中にあると非常に目立ち、自然な仕上がりになりません。
ですので境界線が一番目立たないリムのR部分にマスキングをしてそこに境界線を作ってやります。
他社さんでは同じ様にマスキングをしてもリム上面はガリ傷部分のみしか削り込んで鏡面仕上げをしない所もあるようですが、そうするとせっかくリムのR面で境界線を作りその部分は目立ちにくくなったのに、ホイールを正面から見た時にボカシはしてありますがアルマイト加工と削り込みの鏡面加工部分の違いは出てしまうので、リムの形状や傷の範囲にもよりますが弊社では今回の様な場合は、統一感を出す為にリム一周の鏡面加工仕上げをお勧めしています。
ちょっと小難しい話しが長くなってしまいましたね(;^ω^)
お客様から実際にご相談を受けた時には、そのホイールに一番最適なリペア方法を都度ご案内してご納得頂いた上で施工にかかりますのでご安心下さい!(^^)!
さて、ペーパーの目消しもこれで終わりました。
傷を消しただけの時よりも大分艶が出てきたのが分かると思います。
マスキングを剥がすとR部分でアルマイトと削りの境界線が出来ているの分かりますか?
ココからはアルミ用のコンパウンドで丁寧に磨いて鏡面にしていきます(^^)/
リム左がまだ磨いていない所で右が磨いた所になります。
アルマイトの鏡面とは違いますが、削り込みでここまで鏡面にする事が出来ます!
この調子で削った部分を磨いていくと・・・
ジャジャーンと☆
境界線の境もパッと見た感じでは分かり辛くなり綺麗になりました(*^^)v
ここで、削り込みをした部分は地金がむき出し状態であまり宜しくないので、弊社では施工したお客様にはガラスコーティングを無料でさせて頂いております。
少しでも長く、いい状態でホイールを使って頂きたいですからね☆
最後に取り外したタイヤを取り付け、バランスをとったら作業終了です('◇')ゞ
マスキング部分がガリ傷のあった場所になりますが分からないでしょ(*'∀')?
ガリ傷で凹んでいたU様にもとても喜んで頂く事が出来て、私も非常に嬉しい限りでした(*´ω`)
ホイール以外の件でも何かありましたらまたいつでもご連絡下さいね☆
U様、この度は有難うございました。